渡辺真知子さんと名曲披露 ガルガン・アンサンブル 赤羽ホールで公演

 いしかわ秋の芸術祭文化絢爛(けんらん)「未来へ歌い継ぎたい名曲集 ガルガン・アンサンブルwith渡辺真知子」(同芸術祭実行委、石川県、一般財団法人県芸術文化協会主催、北國新聞社共催)は11月27日、金沢市の北國新聞赤羽ホールで開かれました。シンガー・ソングライターの渡辺さんを特別ゲストに迎え、県ゆかりの演奏家や声楽家が名曲の数々を披露しました。
 渡辺さんは自身のヒット曲である「かもめが翔んだ日」「迷い道」のほか、被災した能登に思いをはせて「花束をありがとう」を熱唱した。もりのみやこ合唱団、もりのみやこ少年少女合唱団も伸びやかな歌声で華を添えました。
 オーケストラ・アンサンブル金沢コンダクターの松井慶太さんが指揮を務め、今年の北國芸術賞を受けたソプラノの石川公美さん、メゾ・ソプラノの直江学美さん、テノールの松岡大海さんが出演。「栄冠は君に輝く」「見上げてごらん夜の星を」などで聴衆を魅了しました。アンコールは全出演者による「唇よ、熱く君を語れ」で締めくくり、会場は熱い拍手に包まれました。