2024年9月12日・北國新聞
いしかわ秋の芸術祭 文化絢爛(けんらん)「究極のイタリア・オペラアリア」(北國新聞社共催)は10月4日、金沢市の石川県立音楽堂で開かれ、ソプラノのイローナ・レヴォルスカヤさん、テノールの笛田博昭さんが、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と共に圧倒的な歌声を披露しました。
OEKによるロッシーニの「セビリアの理髪師」序曲に始まり、レヴォルスカヤさん、笛田さんがベッリーニやプッチーニなどの名アリアを歌い継ぎました。
10月26日に金沢歌劇座で上演される全国共同制作オペラ「ラ・ボエーム」(北國新聞社特別協力)に出演するレヴォルスカヤさんは、同作の「私が街を歩けば」も披露し、聴衆がイタリア歌劇の神髄に浸いました。
大井剛史さんが指揮、作曲家の池辺晋一郎さんが案内役を務め、最後はヴェルディの「椿姫」の乾杯の歌で締めくくりました。